カミサンにつきあって、花展に行ってきた。
活け花を見るのは嫌いではない。
カミサンは草月を習っていて、英会話同様結構長く続いている。
そのため、時々いろいろな花展にお供させられる。
時に彼女が作品を出す場合には、前日と最終日の、花器や花材の
運搬係として・・・
活け花の展示会といっても、オブジェのようなようなものや、部屋一杯の
大作があったりと、結構楽しめる。
今回のは、いろいろな流派の作品を某大型スーパーの展示会場に
集めた中規模な花展。
それぞれの流派の特徴が際立っていたり、聞いたこともない流派も
あったりして、興味深かった。
これはその中で、気に入った作品のひとつ。
花芸安達流の理事の方の作品らしい。
花芸安達流といえば、あの安達瞳子さんが主宰する流派だ。
若いころ、TVや雑誌などで見る凛とした和服姿の瞳子さんの姿に、憧れを
抱いたこともあった。今はどうしておられるのだろう。
カミサンにつきあって行った花展で、唐突に懐かしい憧れの人に出会った
ような気分だった。このことは、カミサンには言っていない。
追記:後で調べたら、安達瞳子さんは、2006年3月に69歳で亡くなっていた。
いつも髪をひっつめ、上品に微笑む姿、強い意志のこもったまなざし・・・
ひとまわりも年上の女だったけど、憧れたなあ。
遅ればせながら、心から御冥福をお祈りします。