GWの後半、3.4.5日と飛騨川水系の某河川に出かけた。
この方、Oさんとご一緒に。
私と同い年。若いころにはNZやカナダにも通ったというベテランのFFである。
上流域は下界とは違って、まだ桜が残っていた。花びらがはらはらと舞う。
さすがにGW。釣り人が多くて、入るところにもかなり苦労したが、幸いにして3日間とも数匹づつの魚の顔を見ることができた。私にしては上出来である。
こんな里川のテロンテロンの流れでライズを見つけて、(左のボサの手前)
こんな別嬪さんのアマゴを釣ったり・・・
いかにも山岳渓流という大岩の落ち込みでこんなイワナを釣ったり・・・
昨年から稚魚放流しかしていないエリアと、ずっと昔から放流をしていない支流を釣ったので、15cmなんていう義務教育中のアマゴちゃん、イワナちゃんも混じったりしたけど、20cm~22cm程度が中心で合計14匹のアマゴ嬢、イワナ君に遊んでもらった。
泊りは、同行のOさんがお仲間10人ほどで所有している手づくりの渓小屋。
築30年という風合いがいい。
ここのところ4年くらい、毎年お邪魔しているが、なんせ、道路からこんなに離れているので、(停めた車がちらりと見えるかな?)
大きな荷物はこのウインチというかエレベーターというか・・・で上げ下ろしする。
このウインチも岩の階段も鉄パイプの手すりも、小屋というか家も、露天風呂もみーんな手づくり。すごい人たちだ。
初日の夜は、Yさん、Kちゃんも、飛騨川水系のD川をやった後、合流。
バーベキューで、ビールと焼酎が進む、進む、ススム君。
2日目の夜はOさんと2人でキムチ鍋。60代のオッサン2人でひと鍋ペロリと平らげてしまった。
連日の渓歩きがそうさせたのだろう。
朝は、さすがに二日酔い気味だったので、卵のおじや。(二日目の朝のYさんお手製のスペインオムレツとKちゃんのトーストサンドの写真は撮り忘れました。すんません。とっても美味しかったです。)
おじやには、河原の真ん中に永年横たわっている流木
に生えている天然の椎茸をいただいてきて、刻んで入れ、
井戸端に生えている山葵の葉を散らした。
こいつも美味しかったなあ。
おろした山葵は、昼食のざるそばでも活躍。
Oさん、ありがとうございました。
みなさん、私はなんにもせず、上げ膳据え膳でスンマセンでした。
最終日の朝、小屋の前で釣りに出かけようと準備をしている我々のところに、隣の別荘の方が、「さっき釣れました」と餌で釣ったジャスト30cmのイワナと24㎝位のアマゴ見せに来た。
そんなのも居るんですけどね。
ドライフライにはなかなか・・・
おまけ:
紫色の山野草を見かけると、なぜか足が止まる。
これは「ヤマエンゴサク」(山延胡索)らしい。
塊茎を漢方で浄血・鎮痛・鎮痙(ちんけい)薬として使うとか。