3連休の日・月。
ファミリーキャンプと言っても、「我が家の」ではない。
行きつけの呑み屋の常連さんや仲間が集まっての恒例キャンプだ。
今年は秋神、くるみ温泉キャンプ場。
山屋さんやフライフィッシャーが多い店なので、テントは各自持参の一人用や二人用が多い。
あたかもキャンプサイトはテントの展示会場。
みんな一人でぐっすり寝たいのですな。いびきを気にせず・・・
私のは、手前からふたつめの緑色のやつ。二人用のツーリングテント。
前室にはマウンテンバイクが入れられる。
なぜかご同業も多く集まるその店。
グラフィックデザイナーにフォトグラファー、フードスタイリストにカリグラファーまでいる。
その他は、職業もいろいろ。計14名。
子どもや7か月の妊婦さん、お店の愛犬まで参加してのまさにファミリーキャンプだ。
現地に午後3時集合だったので、それまでは自由行動。
私はYさん、Kちゃんと一緒に早朝出発で、益田川上流漁協管轄のとある小渓に入った。
小さいけど反応はある。
こんなのや、
こんなのが釣れたけど、うーむ・・・15cmから20cm(*_*;
合計で7匹かな。
みんな小さかったけど・・・・・・・愛くるしいから許す。
#2ロッドも正解。
フライは、まだ夏のフライです。
ちょっと見にくいかもしれないけれどアントパラシュート15#。
秋神まで行きがけの駄賃に他の渓もちょっと叩いてみたが、フライをつつく稚魚が多く、そこそこサイズはアマゴ1バラシのみ。
イブニングは、梅花藻が水辺に揺れる秋神のテントサイト下流のプール。
(ん?梅花藻の花って、夏じゃなかったっけ?)
岩に腰掛け、ライズを待ったが、結局は6時からの15分間くらいに、パラパラと白っぽいコカゲロウやエルモンなんかも飛んで、連続のライズもあったけれど、取れたのは22cm程度のイワナが3匹のみ。
昔はもっと大きかったのにね。
さて、酒宴。
飛騨牛のバーベキューに、まるごとレタスのホイル焼き、カレー風味豚もやし、豚汁、焼きおにぎり、店主が某所で釣った27㎝から24㎝のイワナの塩焼きなどなど。
イワナは、一度も食べたことがないという婦女子と、将来、良きフライフィッシャーになることを期待されている幼稚園児のために、店主が山の神様に感謝しながら4匹だけキープしたものだ。
ビールにワインにハイボール・・・花火で遊び、焚き火をながめ、ワイワイと夜は更けていく。
たまには、こういう賑やかキャンプもいいもんだ。
そういえば、同じキャンプ場に、知り合いのご同業のグループがふた組もいてびっくりした。
すごい因縁!!
広告屋さんにフライフィッシャーが多いことは感じていたが、偶然同じ日に同じキャンプ場で・・・
キャンプ場のオーナーが元ご同業だからなのかな?
で、翌朝はパラパラ雨。
朝飯は、豚汁の残りを加工して味噌うどん。
二日酔いの胃にぴったりだ。
普段、店主は、この車でぐいぐい林道を行く。
しかし、このファミリーキャンプ場ではちょっとコワモテすぎるかな?
ザイルで源流をがんがん攻めたりするから、ウエーダー干し場がこんな光景に。
名残惜しかったけれど、後片付けをして10時半過ぎに解散。
我々は、高根ダム上の小渓流まで行って、昼過ぎまで釣ってみた。
しかし、三連休の最終日。土日と釣り人が入ったせいか、魚影は少なく、チビイワナに翻弄されただけ。
唯一、Yさんがいいサイズのイワナを、我々が見ている目の前で見事に手元バラシをやってくれたのがご愛敬。
いっその事・・・と漁区を変え、長峰峠を越えて開田高原に回ってみるが。
ここでもチビアマゴに遊ばれて終わった。
唯一20cmたらずのイワナが#0ロッドを曲げてくれただけ。
三連休の渋滞をさけるため、帰りに
「二本木の湯」に入って、中津川で晩飯を食べて帰った。
Yさん、全行程の運転、ありがとうございました。ほんと、お疲れ様でした。
Kちゃん、とっても楽しかったです。
ファミリーのみなさん、おかげさまで、いい休日が過ごせました。
ありがとうございました。
また、やりましょう!