帝ホテで打合せを済ませた後、一人でお昼を食べに入りました。
銀座 泰明庵。
島崎藤村や北村透谷なんかが通った、泰明小学校のすぐ近くです。
頼んだのは、夏の定番「冷やしミックス」750円。
ぶっかけ蕎麦の上に、たぬきときつねがミックスで乗っています。
カリカリの揚げ玉と甘く煮たちょっと変わった油揚げ。(厚揚げの極薄?・・・矛盾してるな。)
そいつに、貝割れと刻み葱が乗って、丼の縁に山葵が付いている。
蕎麦は、普通の店よりちょっと多め。
ツルッっとした蕎麦が、ちょっと甘めのツユと揚げ玉のカリカリと、ジューシーで甘いお揚げさんと、ピリッとした貝割れ、山葵が相まって、絶妙なんですわ。
銀座の蕎麦屋といっても、まったく堅苦しくない店。
というか、そこいらの食堂って感じです。
会社が近かったせいもあって、昔、よく行きました。
結構有名人も見かけましたなあ。
「鴨せいろ」や「舞茸カレー蕎麦」もお気に入りでした。
昼も、夜も行きました。ダブルヘッダーなんて時も・・・
なんせ、こんな感じでメニューも多いし、
美味い酒を置いています。
客の結構無茶な注文にも応えてくれるのもよかった。
「冷やしカレー蕎麦」(麺だけ冷たく、ルーは熱い、混ぜればほどほどになる猫舌仕様)とか「カツ蕎麦」(蕎麦の上に乗ったカツの衣が、一部カリカリで、一部がうだうだになったのがいいんですわ)なんて邪道も・・・
酒のつまみに「舞茸カレー蕎麦の上だけ」とか、「木の葉丼の頭」ちょうだいなんて注文をしてました。
とにかく、何でも美味いんです。
なんせ、大将は日本料理屋の板前さん上がりだとか聞きました。
ただ、ラストオーダーが8時半。
板ワサや卵焼きでササッと飲んで、「盛り」で締めて帰るという粋筋から見たら、無茶な注文をして、閉店時間過ぎても、うだうだやってた長尻の我々は、とんでもない客だったのでしょうなあ。
しかし、久しぶりに食べた泰明庵の冷やしミックス、美味かったなあ。
で、外に出たらなんと、メチャ暑。(今年東京で一番暑い日でした)
思わず、またまた懐かしい、ここに飛びこみました。
銀座 風月堂(正しくは風の中が「百」)
頼んだのは、抹茶氷。
グラスで付いてくる練乳をたっぷりかけて食べました。
見ると、他のお客さんもみんなこれを食べてます。
いい甘さです。抹茶も小豆もシロップも「いいもの使ってる」って感じ。
白玉も美味です。それで750円だったかな?
斜め後ろに居た小林亜★さんも、お仲間と一緒に・・・全員コレ。
しかし、この方、昔から銀座で見かけること多いなあ。
昼も夜も・・・
てなことで、懐かしい食べ物、2連荘でした。
その後、仕事先に向かう途中のメトロの社内で目を惹いたこのステッカー。
関東流だとセイゴ、フッコ、スズキですな。
英語だと「シーバス」でひとくくり。
三共胃腸薬から新三共胃腸薬、そして第一三共胃腸薬。
自分のところの商品を、出世魚になぞらえちゃうのはどうかと思ったりしますが、確かに釣り人の目は惹きます。
とりわけ二日酔いや胃弱の釣り人や、
セイゴしか釣れないフライマンの・・・(笑)